愛車を自分でメンテナンス!ユーザー車検のやり方

ユーザー車検は難しい、面倒臭いと考えている人もいるのでしょうが、実はやってみると意外と簡単にできてしまいます。ただ、そのためにはやり方を覚えておかなければならないため、この機会に勉強しておくと良いです。

 

準備しておきましょう

ユーザー車検は検査場に車を持っていき、問題がないのかを調べれば良いというものではありません。まずは必要な書類があるので、それをそろえるところから始めましょう。
車検証、自動車損害賠償責任保険証明書はすでに所持しているはずなので探しておきたいです。自動車税納税証明書に関しては、滞納していない、納付してから三週間以上が経過している場合ならなくても構わないです。その他には自動車検査票と自動車重量税納付書、継続検査申請書が必要ですが、これらに関しては車検の当日でも問題ないでしょう。定期点検整備記録簿もあった方が良いのですが、車検が終わった後に法定点検を行うのであれば、この時点では必要ないです。それから認印も持っておくと良いです。

 

所有車のチェック

書類があれば車検場に行けるのですが、もしも検査にパスできなければまた自宅に戻って整備しなければならなくなります。時間のロスになってしまうため、ユーザー車検を受ける前に一度、所有車のチェックをしておくのがおすすめです。
電灯類ですが、ヘッドライトやテールランプ、バックランプ、それからウィンカーなどをきちんと点灯するのかを見ます。見逃してしまいがちですが、ナンバープレートを照らす電球も切れているなら交換しておきます。タイヤは溝が残っているか、ガラスにヒビは入っていないかを調べます。マフラーは一度空ぶかしをしてみて、排ガスが漏れているならパテで埋めてしまえば心配はいりません。念のため、クラクションが鳴るのかどうかを試しておくと、当日になって困らなくてすみます。

 

検査の流れについて

準備が整ったらいよいよ車検場に行くと、車検証やそろえた書類に書かれている内容と車検を受ける車が同一であるのかを確認されます。その後、外回り検査といって車体に問題ないかを見られ、サイドスリップ検査というタイヤがどの程度横滑りをするのかを検査します。
ブレーキとスピートメーター、それに加えてヘッドライトが正常に機能していると認められると、排気ガスと下回り検査と続きます。もしもディーゼルエンジンの普通車やトラックを所有しているなら、排気ガス検査はディーゼル専用のところで受けます。ちなみにこの一連の検査の中で一つでも基準に満たない箇所があればその時点で終了になります。午前と午後の日に二回車検を受け付けているなら、午後にまたチャレンジするか、後日にまた初めからやり直すことになるのです。

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