忘れ物ご用心!車検に必要な書類・チェックリスト

軽トラックであれば2年ごと、普通トラックであれば8トン未満は1年ごと(初回のみ2年)、8トン以上は1年ごとに必要な、車検手続き。普通自動車も同様に2年ごとに必要なので、ここでしっかり車検のときに必要なもの・書類について覚えておきましょう。

 

お店に依頼して車検を受ける場合

車検を受ける際、お店に依頼する場合とご自身でユーザー車検を受ける場合とで、必要な書類や料金が異なります。まずは、お店に依頼するときに必要なものから見ていきましょう。
必要な書類は、車検証の原本、自動車損害賠償責任保険証明書、自動車税納税証明書の3点です。必要な物品は、車検証に記載されている使用者の認め印(印鑑)も必要となる場合があるため、必ず携行するようにしましょう。お店までその車で向かうので、当然ながら運転免許証も忘れずに。
そして、車検費用も必要となります。内訳は、自動車重量税、自賠責保険料、車検代行費用、そして点検整備料です。最後の点検整備料に関しては、修理箇所や整備内容で変わってくる金額です。

 

ご自身でユーザー車検を受ける場合

お店に依頼するのではなく、ご自身で手続きをされる場合に必要な書類・ものを見ていきましょう。必要な書類は、さきほどと同じく車検証・自動車損害賠償責任保険証明書・自動車税納税証明書に加えて、自動車検査表・自動車重量税納付書・継続審査申請書・定期点検整備記録簿も必要となります。自動車検査表以下の4点の書類に関しては、運輸支局で調達できるものなので、準備しておくのは最初の3点だけです。必要なものに関しては、さきほどと同じく車検証に記載されている使用者の認め印・印鑑と、運転免許証を携行しましょう。車検費用に関しては、さきほどのお店に依頼したときの料金から、代行手数料を省き、代わりに検査手数料を追加で支払います。各業者によって代行手数料が異なるので、作業の手間と料金を天秤にかけて選ぶと良いでしょう。

 

車検費用の細かい内訳

車検費用に関して、もう少し細かく掘り下げましょう。まず、自動車重量税とは、自動車の区分や重量によって課せられる税金のこと。車検時以外には、新車購入時にも支払っています。エコカー減税の対象者の場合、減免を受けられることも覚えておきましょう。
次に、自賠責保険料に関して。自動車の持ち主が絶対に加入しなくてはならない、いわゆる「強制保険」です。対人保険の有効期間を、次の車検のタイミングまで延長する必要があるため、支払い義務が発生します。
また、ユーザー車検の場合は、運輸支局で検査手数料を支払う必要があります。軽トラックの場合は1,700円、普通トラックの場合は1,800円です。軽自動車・普通車の場合も変わりません。
最後に、点検整備料、車検代行手数料に関しては、お店に依頼する前に見積もりを出してもらい、きちんと確認しておきましょう。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

新着エントリー

忘れ物ご用心!車検に必要な書類・チェックリスト : 軽トラックであれば2年ごと、普通トラックであれば8トン未満は1年ごと(... カテゴリ:基礎から学ぶ車検
クレジットカードもOK?車検費用の支払い方法 : 車検の支払い方法は原則的には現金一括払いとなっています。しかし最近では... カテゴリ:基礎から学ぶ車検
忙しい方にオススメ!車検代行業の選び方 : 車検を受けにいく時間がないという忙しい方には車検代行業の利用を検討する... カテゴリ:気を付けたい!業者選びのポイント
PAGE TOP ↑